デバラジ (Victor Chien) 台湾・台北に生まれる。 イギリスで組織心理学を、米国でスピーチ・コミュニケーションを学ぶ。 エンジニア、ジャーナリスト、ラジオのDJなどのキャリアを経て、探究者の道を辿る。 陰陽五行の秘密と、左脳(論理)と右脳(フィーリング)のバランスを取るアプローチを基礎に創造した“インヤン(陰陽)・ダンス”ワークを中国各地で分かち合う。 Oshoの道にふれ、クリシュナナンダとアマナから学び、09年年から、中国で最初のラーニング・ラブ・ティーチャーとしても精力的にワークをスタートした。 「中国は、繁栄の途上にあります。けれど、人々は日々の生で苦しんでおり、その一番の理由は、彼らの関係性ではないかと私は感じています。彼らの多くは、間違った理由のために結婚し、また、関係性に自分たちが何を与え、何を受け取ることができるか、何のアイデアも持っていません。 ラーニング・ラブは、彼らに、意味のある関係性を創造するツールを手渡すことができるだろうと思います。理解とコミュニケーションによって、人は、表面的で破壊的な生の代わりに、自分自身とも相手とももっと深く出会い、満ち足りる可能性を持つでしょう。これからますます世界で重要な大国となってゆく中国に、愛についての感受性を持つ人が増えることは、世界全体にとっても価値を持つことではないかと感じています」 ニルー (平本真樹子) 広告業界で働いていた93年、Oshoと瞑想に出会い、人生の方向を転換。インドで3年を過ごす。タントラワークを数年続けたのち、セクシュアリティと切り離すことのできないエモーションとフィーリングのワークに焦点を移し、Oshoインナーチャイルド・ワークの創始者であるクリシュナナンダとアマナから、ラーニング・ラブを学ぶ。06〜07年、メキシコでインターナショナル・トレー二ングを受け、欧州各国、台湾、バリで彼らのアシスタントを務め、08年より、日本で唯一のティーチャーとしてワークショップと個人セッションをオファーする。 「誰にもいつか、自分の満たされることのなかった子供の質に直面する機会が巡ってきます。繰り返すパターンに気づきを促されるか、劇的な喪失によってか、その顕れ方は様々ですが。 私たちは、原型となるエモ―ショナル・パターンによって、自分の生がどれほどドライブされているかに大抵ほとんど気づいていません」 自分からさえも隠さなくてはならなかった痛みに向き合うこと、つまり、感じ、理解するスペースを自分に与えることを私たちが許す時、理解とともに起こる癒しはしばしば、人生を転換させるほどのインパクトをもたらします。なぜなら、今ではその人は、自分の本当の望みに気づいているからです。それを得られずに葛藤してきた過去の自分に愛しみを持ち、同時に、その傷を受けとめ、抱きしめることのできる自分への信頼を獲得しているからです。 感情には、人間の持つおそらく最もユニークな潜在的力が秘められていると私は感じています。それは、莫大なエネルギーの宝庫です。そのパワーを受容することができたとき、人は、外の世界でどんな成功を得る以上にも深い、自分自身へのレスペクトと、安らぎを感じます。その感覚が深まることが、結果として、世界との関わり、他者との関わりにも、大きな変化をもたらすことは、言うまでもありません」 創始者(クリシュナナンダ、アマナ)